小池都知事が記者会見1月18日(全文1)きちんと発信した方が良かった
都受動喫煙防止条例PR動画とポスターの紹介
小池:そして最後でありますが、東京都受動喫煙防止条例のPR動画と、今日は後ろに張ってありますけれども、ポスターが出来上がりましたのでそのお知らせでございます。と同時にAI、人工知能のチャットボットも活用していくということで、その開始についてもお知らせいたします。東京都受動喫煙防止条例ですが、都民や保護者の責務、それから喫煙をする際の配慮義務などについて今年の1月1日から施行されております。これに先立ちまして、昨年12月27日には池袋のサンシャインビルの広場でキックオフイベントを行いました。そこで受動喫煙防止条例、さらに多くの方に知っていただきたいということで、健康ファースト大使に高橋尚子さんにご出演もいただいて、そしてPRの動画を作りましたのでちょっとご覧いただきたいと存じます。 VTR:東京は止まらない。たばこを吸う人も吸わない人も誰もが快適に過ごせるまちを目指して。健康ファースト東京へ。東京都受動喫煙防止条例。 小池:はい。ということで動画でございます。高橋さんには2020、4月の条例の、全面施行が4月に、2020年の4月に全面施行となりますので、一緒に盛り上げていただきたい、また駆け抜けていただきたい、こう考えております。とてもご覧のように疾走感、躍動感にあふれる動画、そしてポスターになったかと思います。この動画については今日から、1月18日から東京動画、それからホームページ、とうきょう健康ステーションで配信をいたします。それから順次、新宿駅の西口広場とか、東京メトロの池袋駅、それから都営地下鉄の六本木駅など、各地にデジタルサイネージがありますので、約20カ所の駅構内のデジタルサイネージなどで放映をしてまいります。ポスターもそれぞれ駅、JRの山手線の渋谷であるとか新橋など15の駅に貼り出す予定といたしております。そのほか動画、ポスター、さまざまなイベントなどで幅広く活用していく計画であります。 それから併せまして、24時間365日、この受動喫煙防止対策に関してのお問い合わせに対応できるように、AIがご質問に自動的に回答するということでチャットボットによるサービスを本日の1月18日から開始いたします。チャットボットというのはチャットとロボットの合成語でありまして、そして電話などでご連絡いただきますと、そのご質問に従ってずっと蓄積されているさまざまな情報をきちんとお伝えをできるようにするということであります。そこで条例の内容などに関する質問、入力していただいてすぐにお答えできるようになっておりますので、それこそ24時間365日、働き方改革に関係なく、しっかりとこのチャットボットが働くということで、2020年4月の全面施行の前にしっかりと皆さま方にご協力いただける体制をつくるということであります。 こうしたPRなどを通じて受動喫煙の健康への影響であるとか、受動喫煙を防止するための都独自の新たなルールを設けておりますので、都民や事業者の皆さんと共有できればと、このように考えております。私のほうからは以上でございます。