バングラデシュ総選挙 地元メディア「与党が勝利確実」 最大野党がボイコット
バングラデシュで7日、最大野党がボイコットする中、総選挙が行われ、地元メディアはハシナ首相率いる与党が勝利を確実にしたと報じました。 7日に行われたバングラデシュ総選挙の開票作業が続く中、地元メディアは、連続4期目を目指すハシナ首相率いる与党・アワミ連盟が勝利を確実にしたと報じました。 ハシナ政権は経済成長の実績が評価される一方、強権的な姿勢が批判されてきました。今回の選挙前にも野党関係者を相次いで拘束するなどし、反発した最大野党は候補者を立てずに総選挙をボイコットしました。 AP通信によりますと、5日に起きた子ども2人を含む4人が死亡する列車火災をめぐり、選挙を妨害するために放火した疑いで最大野党の関係者らが逮捕されるなど、さらなる治安の悪化が懸念されています。