中央官庁情報 警察庁 個人の生命・身体や財産の保護と公共の安全・秩序の維持を目的に 受験ジャーナル
■附属機関
●警察大学校 全国の幹部警察官に対する研修や国際捜査官の養成,警察実務の理論的支柱となる各種の研究等を行っている。
●科学警察研究所 警察活動の科学化を推進するための研究開発のほか,証拠物件の鑑定・検査,専門知識・技能に関する研修等を行っている。
●皇宮警察本部 天皇陛下をはじめとする皇族の護衛任務を担い,また,皇居・御所等で発生した犯罪の捜査活動にも従事している。
●管区警察局 府県警察の警察行政や各種捜査・警備・通信等において,全国的または地方的見地から,数府県警察ないし隣接府県警察が一体となって有機的に警察活動を行い得るよう,ブロックセンターとしての調整機能を担っている。
●東京都警察情報通信部,北海道警察情報通信部 東京都と北海道の区域における警察通信に関する事務および犯罪の取締りのための情報技術の解析に関する事務を所掌している。
■人事データ
●配属・移動
総合職事務系は,入庁と同時に警察庁警部補に任命され,警察大学校における研修等を受けた後,都道府県警察の警察署および警察本部に配属される。都道府県警察における第一線勤務終了後,警察大学校で研修を受け,警察庁各課で係長として勤務する。以後は本庁および都道府県警察における勤務,留学や海外勤務,他省庁への出向などさまざまな経験を積みながら,行政官としての幅広い見識を養う。
総合職技術系は,警察大学校における研修等を受けた後,管区警察局府県情報通信部および都道府県警察において第一線の警察活動を経験し,その後,警察庁各課で係長として勤務する。その後,本庁,都道府県警察等での勤務,留学や海外勤務,他省庁への出向などさまざまな経験を積みながら,技術系行政官として警察運営に携わる。
一般職事務系(警察官)は,入庁と同時に警察庁巡査部長に任命され,関東管区警察学校における研修を受けた後,警視庁に配属される。その後,再び警察学校での研修を受け,本庁各課および大規模都道府県警察での勤務を経て再度本庁各課に配属される。その後は本庁勤務,都道府県警察勤務,留学のほか,在外公館等でも勤務する。