ロッテ・吉井監督「守りも走塁も投手も隙があった」 延長戦の末に敗れる
(パ・リーグ、ロッテ3-5オリックス=延長十回、9回戦、ロッテ6勝2敗1分、29日、ゾゾマリン)ロッテは延長戦の末に敗れて、連勝は3でストップした。吉井理人監督(59)は「守りも走塁も投手もみんなちょっと隙があった。もう一回自分のできることをしっかりと考えてほしい」と訴えた。 攻撃では1点を追う六、七回に好機を作りながらも、走塁のミスも絡んで得点するができず。それでも八回にソトが、昨季までロッテに在籍したぺルドモから同点のソロ。粘りをみせたが、九回は1死一、二塁とサヨナラの好機で藤岡が二ゴロ、荻野が三ゴロに倒れて勝ち越すことはできなかった。 延長十回は5番手・鈴木が、代打・杉本に外角136キロのツーシームを上手く運ばれて2ランを被弾。試合前時点で開幕から27試合連続で自責点0に抑えていた左腕が、悔やまれる一球に泣いた。吉井監督は「結果論ですけど、彼の一番悪い球を投げて球種としては3、4番目の自信度の球だったと思うのですけど、それでホームランを打たれたので、それも隙といえば隙かなと思う」と振り返った。