阪神・藤川球児新監督は"火の玉ストレート"のように突っ走れるか!? 指導経験なしでも金本知憲元監督の失敗から得た"学び"も
「藤川監督は『毎試合同じメンバーだと攻略されてしまうので、新しい戦力を発掘する必要がある』と語っていますが、これはすぐには難しいと思います。 現在の野手のレギュラーのレベルは相当高く、2番手との差はかなりあります。来季も岡田監督時代の固定メンバーからしばらくは変えずにやるでしょう。ただ、チームが低迷し始めたとき、どんな治療法や選手の入れ替えをやっていくのかは見ものです。 また、今は力量差があるので難しいですが、3年間の契約期間内には選手の入れ替えを必ず行なうでしょう。藤川監督が活躍し始めたのが高卒6年目。そのタイミングの選手や藤川監督がSAとしてドラフトで獲得に関わった選手が監督の目の前で活躍するという感動的なシーンも多く見られると思います」 まずは、1年目である来季の采配に注目だ。 取材・構成/ボールルーム 写真/時事通信社 共同通信社