大谷翔平選手の「美文字すぎるサイン」には意味がある…ベテラン筆跡診断士が断言する「出世する人」の特徴
文字には書く人の個性が表れる。どんなことが読み取れるのか。筆跡診断士の林香都恵さんの著書『3日で人生が劇的に好転する文字の書き方』(さくら舎)より、大谷翔平選手と田中角栄氏の筆跡を紹介しよう――。 【画像】田中角栄さんの文字 ■優しく、リーダーシップも持っている 大谷翔平さんの文字は、のびやかで堂々としていて「正統派」という印象があります。一本一本の線がていねいに書かれていることから、人や物事に対してていねいに向き合うだけでなく、感情線である右ハライも長めであることから、人の気持ちに共感できる優しい人であることもわかります。 そして頭部突出線と呼ばれる横線から上に伸びる縦線が長いことから、ただ優しいだけでなく、芯を感じさせるリーダーシップの能力もお持ちとわかります。 大谷翔平さんの文字の2大魅力 ① 今を楽しむ(のびやかで滑らかな線) 「字を上手に書かなくちゃ!」「キレイに書いて褒められたい!」なんて思って書いた時の文字が、つまらない感じになってしまうことってありませんか? 気負い過ぎると脳が緊張して、筋肉の動きを硬くします。だから、線が詰まったような感じになってしまうのですが、大谷さんの文字は美文字なのはもちろんですが、「気持ちよさそうに書いているなー」という印象があります。 これは書いている本人が楽しみながら書いている、コンディションが整っているからこそ書ける線です。自分のコンディションが良くなければいい成績を出し続けることは難しいですもんね。あなたも気負わず「私は私だー!」と思いながらのびやかな線で書いてみてください。
■「翔」からは気配りが読み取れる ② 豊かで優しい感情・感性(文字の左右のハライが長くていねい) 文字の縦線は「自分軸」を表し、ハライは「感情」を表す線です。左ハライは、肩の力を抜いてリラックスする線であるのと同時に、相手に対しての目配り線でもあります。 右ハライは相手への気持ちを表す線、大谷選手の「大」「谷」の右ハライはいずれも長くていねいです。なので、「あの人はどうしているかな」「大丈夫かな」なんて、相手を思いやる気持ちが強い優しい人とわかります。 大谷さんの「翔」の左ハライは最後まで気を抜かずにていねいに払っていて、周りへの気配り・目配りがある人とわかります。さらに、ハライの最後が少し上を向いていることで明るい印象があります。これは明るくて気配りができる人が書ける「モテ線」なのです。 自分もリラックスしていて周りへも目配り気配りができる明るく優しい人ですから、愛されてモテないはずがないわけです! ■「平」の縦線は「ぶれない自分軸」 ③ 大谷翔平選手になりきってみよう 大谷選手の書きグセを真似て生き方をトレースしてみましょう。 気持ちよくのびやかな線を書くのに、緊張しちゃうなと思ったら、新聞紙や裏紙などもったいなくない紙に太いマジックなどで書くのがおススメです! 書き方のポイントは、左右のハライをていねいに書くこと。 左ハライはスーッと気持ちよく肩の力を抜いて、ハライの先は、次の線を意識して少し上向きに書くと明るく見えます。 右ハライはやや長めに、「あの人元気かなー」と、大事な人を思い浮かべながら書いてみてください。 そして「大」の2画目の縦線を突出させて、人の上に立つリーダーシップを、「平」の最後の縦線をスーッと気持ちよく長く書いてぶれない自分軸を意識すると、愛されるだけでなくぶれないリーダーにもなれますよ!