クローズアップ現代「やらせ問題」で、担当記者を停職3か月に
NHKの報道番組「クローズアップ現代」などの番組で、いわゆる「やらせ」が指摘された問題で、同局は28日、担当の記者や上司ら計15人の懲戒処分を決めた。発令は5月7日の予定。 大阪放送局報道部の担当記者(38)については、「裏付け取材を尽くさず誤ったコメントを放送したほか、視聴者を誤解させる過剰な演出を行った。公共放送に対する信頼を著しく傷つけた」などとして停職3か月とした。 大阪放送局報道部専任部長ら職員4人は、問題を見過ごした過失責任を問い、減給処分に。管理・監督責任として、報道局長、札幌局長ほか8人をけん責処分とした。 役員からは、次のとおり、役員報酬の自主返納の申し出があった。 会長 籾井勝人 20% 2か月 放送総局長 板野裕爾 10% 2か月 理事 森永公紀 10% 2か月 理事 坂本忠宣(前大阪局長)10% 2か月