センバツ21世紀枠 相馬東高を表彰 初の県推薦で /福島
来春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の21世紀枠に県高野連から初めて推薦された相馬東高校の表彰式が27日、福島市の福島商業高校であった。渡部瑛士主将(2年)は「その名に恥じないよう責任ある行動をしていきたい」と意気込んだ。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 相馬東は2003年に相馬女子高から名称変更されて男女共学となり、同年に野球部も創設された。これまで春、夏通じて甲子園の出場経験はない。秋季県大会では初の4強となり、県内の強豪相手に躍進した。 賞状を渡した県高野連の松浦冬樹会長は「昨年は台風19号で学校が被災し、大変な思いをしたと思う。そこでめげずに頑張った成果が(秋の大会で)出た。これからも高みを目指してください」とエールを送った。 21世紀枠は、12月11日に全国9地区で各1校の候補校が決まり、来年1月29日の選考委員会で3校が選出される。一般選考による東北地区の代表2校も同日決まる。【磯貝映奈】