アメリカのハリス副大統領、家族揃ってF1好きだと明かす。自身は7度の王者ルイス・ハミルトンのファンだと公言
アメリカ合衆国の大統領候補であり現副大統領のカマラ・ハリスは、政治家であるだけでなく、F1の大ファンでもあるという。59歳の民主党員であるハリスは、7度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)の熱烈なサポーターだと明かした。 【写真】2024年F1第6戦マイアミGPを訪れた元アメリカ大統領ドナルド・トランプとザク・ブラウン(マクラーレン・レーシングCEO) 『Sirius XM』でのハワード・スターンとの活発な会話のなかで、ハリスはスポーツに対する情熱を明かし、F1熱が彼女の家庭を支配していることを明らかにした。ハリスは「本当に素晴らしく、私たち家族も大好きです」と、日曜日に画面に釘付けになって、世界中で疾走するマシンを眺めている人ならではの熱意で語った。 スターンがこれは単に選挙戦略の一部なのかと尋ねてハリスに切り込もうとしたとき、ハリスはF1のピットストップよりも素早くそれを否定した。 「そんなわけはありません! 最近は選挙活動中なので、あまり見ることができないのです」とハリスは告白した。 「また、レースの場所や時間帯にもよります」 ハリスは、今年F1への関心を明らかにした最初のアメリカの政治家ではない。今年5月のマイアミGPでは、レース当日にドナルド・トランプ前大統領がマクラーレンのガレージに現れ、ランド・ノリスを応援した。ノリスはその週末にF1で初優勝を飾った。 スターンにお気に入りのドライバーは誰かと尋ねられると、ハリスは間髪入れずに「もちろんルイス・ハミルトンです」と答え、スターンにF1を見るよう促す前に、「彼はメルセデスを去ります」と移籍情報を明かした。 「ぜひ見てください。夢中になってしまうかもしれませんよ。素晴らしいものです」 Netflixの『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』シリーズのおかげでアメリカでのF1人気は爆発的に高まっているが、現職の副大統領がグリッドへの忠誠を公に宣言したのは今回が初めてかもしれない。 オースティンでのグランプリが近づくにつれ、疑問に思われることがある。ハリスは、お気に入りのドライバーであるハミルトンを応援するために、サーキット・オブ・ジ・アメリカズに登場するだろうか? もしそうなら、彼女が選挙運動のエネルギーの一部をコースにもたらしてくれることを期待しよう。 [オートスポーツweb 2024年10月13日]