「息子のおかげで使命見つけられた」闘病つきそう家族支えるため夫婦でキッチンカー営業!白血病で亡くなった息子に「背中叩いてもらいたい」【アスヨク!】
小児病院の敷地に止まっている1台のキッチンカー。 そこで、料理を提供しているのは、青木佑太(あおき・ゆうた)さん、麻純(ますみ)さん夫妻です。 【画像】夫婦が闘病中のお子さん家族をサポートするためキッチンカー営業を始めたきっかけとは 青木佑太さん: 入院中はめちゃくちゃ過酷なんですよね。張り詰めてる気持ちも、不安な気持ちもずっとあるし、応援ができないかなと考えた結果キッチンカーで、付き添い中のパパ・ママの栄養のサポートをするっていうことを始めました。 青木さん夫妻は、闘病中のお子さんの家族のため、栄養豊富なメニューを中心に提供。 食事面で家族をサポートしているのです。 その背景にあったのが、5年前の経験でした。 青木佑太さん: 5年前に長男を亡くしたんですね。白血病だったんですけど、3歳から4歳まで1年間闘病したんですけど。 最愛の長男・一馬くんとのお別れ。闘病中、昼間は妻・麻純さん、夜間は夫の佑太さんが病院で、一馬くんに付き添い続けたと言います。 その際、自身の食事にまで気を配れず、体調を崩してしまったという青木さん夫妻。 付き添い中のご家族に、“少しでも栄養のあるものを食べてもらいたい”という思いで、2年前にキッチンカーの営業を始めました。 青木麻純さん: 息子のおかげで私たちの使命が見つけられたというのは、一番大きいですね。 青木佑太さん: 付き添い中のパパ・ママだったり、きょうだいたちをサポートするっていうのを、命の使い方として一馬が教えてくれた気がしていて、一馬に会ったときに、「よくやったねパパ」って背中叩いてもらえるような、そんな人生に出来たらいいなって。 またいつか、一馬くんに胸を張って会いたい。 使命を背負った青木さん夫妻の活動は、あすも続きます。 (「イット!」10月9日放送より)
イット!