「自分らしく戦いたい!」全米オープン初参戦の内島萌夏と柴原瑛菜が思いを明かす<SMASH>
【柴原インタビュー】 Q:初のグランドスラム本戦、おめでとうございます!今の気持ちは? 柴原:本当にうれしいです。今年入るときに「シングルスに集中する」、「今年中にグランドスラムの予選に入って本戦に上がる」というゴールを立てていたので、それが達成できてうれしいです。 Q:柴原選手といえば世界的にもダブルスの選手のイメージがありますが、ご自身の中ではシングルスでプレーしたいという気持ちは昔からあったのですか? 柴原:プロになった時、シングルスもダブルスもやりたかったです。うれしくもダブルスの方で先に結果が出て、シングルの方にあまり出場できなくなってしまいました。ダブルスのツアーに入って(ツアー)ファイナルズやグランドスラムに出場することができ、また青山(修子)さんにも出会えて、楽しい時期でした。この経験を使って、シングルスでも良い試合ができたらなと思います。 Q:ダブルスではなく、シングルスとしてプレーする上で、特に強化したところは? 柴原:全体的にシングルスは基本が大事です。サーブとリターンをきちんとして、そこからフォアハンドやボレーなど自分の好きなプレーに持っていけよう、頑張っています。サーブして、その次のボールはフォアハンドで取れるよう、アグレッシブなプレーをするようにしています。 Q:1回戦の相手はサビル選手ですが、どんなイメージを持っていますか? 柴原:身体が大きな選手ではないですが、ファイターで、沢山ボールを返し、スライスなど様々なことを仕掛けてくる選手なので、惑わされないようきちんと自分のプレーをしたいです。落ち着いて、なるべくアグレッシブに自分のプレーを出していきたいです。 Q:ダブルスでは何度もグランドスラムに出場していますが、シングルスでは気持ちに違いはありますか? 柴原:ダブルスよりも(シングルスの方が)絶対に緊張はしていて、初めて予選に出た時も本当に緊張していました。それを乗り越えたから、今回(本戦で)また緊張したとしても、乗り越えることができるように、緊張よりも、ここで戦えることを楽しんで、いっぱい笑いながら戦いたいです。 インタビュー提供●WOWOW 構成●スマッシュ編集部