「自分らしく戦いたい!」全米オープン初参戦の内島萌夏と柴原瑛菜が思いを明かす<SMASH>
2024年シーズン、4つ目のテニス四大大会「全米オープン」(8月26日~9月8日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)がいよいよ本日開幕する! 日本からは、西岡良仁、ダニエル太郎、大坂なおみ、内島萌夏、日比野菜緒、柴原瑛菜の6名がシングルス本戦に出場する。連日現地から熱戦の模様を生中継する『WOWOW』では、戦いを前にした日本選手たち6名にインタビューを行なった。 【画像】全仏オープン2024で奮闘した内島萌夏ほか、女子選手たちをピックアップ ここでは現在日本女子勢で最上位に位置する内島萌夏(世界ランク64位)と、ダブルス元世界4位で現在はシングルスにも積極的にアプローチしている柴原瑛菜(同217位)の声を紹介しよう。ともに全米オープン本戦出場は今回が初めてとなる2人。内島は現地26日の1回戦でタマラ・コルパッチ(ドイツ/同111位)と、柴原は同27日にダリア・サビル(オーストラリア/同95位)と初対戦する。 ―――◆―――◆――― 【内島インタビュー】 Q:初めての全米本戦です。今の雰囲気と気持ちは? 内島:全米オープンは他のグランドスラム(四大大会)と比べてお祭り感があるなと思っていて、観客と盛り上がれる大会だと思います。過去2年は(予選敗退で)悔しい思いをしていて、あまり思い出がある大会ではないですが、今年は本戦からということで、楽しみたいと思います。 Q:今年はブレイクスルーの年と言っても良いと思います。本来のテニスができている要因は? 内島:気持ち的にタフに戦えているのが勝因だと思います。テニスももちろん技術的にどうのこうのあると思いますが、1番はメンタル面で大きく成長できているのが今年の勝因だと思います。今大会も気持ちで負けないように頑張りたいです。 Q:サバレンカ選手などトップ選手と戦うことも増えてきて、ご自身のテニスが通用する手応えを感じていますか? 内島:サバレンカ選手、ジャバー選手、そしてトロントではサムソノワ選手と戦って、スコアの面でもちょっとずつ惜しくなってきていますし、実際に試合をしてみて手応えを感じている部分はあります。今回もタフな戦いにはなると思いますが、自分らしくプレーできるようにしたいです。 Q:1戦の相手である、コルパッチ選手にはどのような印象を持っていますか? 内島:正直、あまり印象はないです。試合も見たことがないですし、練習もしたことがないので、今情報を集めています。(プレースタイルが)いやらしく、しつこい選手ではありますが、怖さがない分、自分のプレーができればチャンスはあると思います。まずは自分のプレーを出せるよう、しっかり準備していきたいです。 Q:今大会の目標は何ですか? 内島:まずは1勝。今年は全仏の本戦で1勝できたので、全米でも1勝したいです。あまり先を見ず一試合一試合戦いたいので、1回戦、思い切って自分らしいプレーをしたいです。