【オリックス】鷹に3タテ許さず 復帰登板の宮城は5回0封で67日ぶり白星 森の先制弾など初回3得点 古田島プロ初失点で記録更新逃す
■プロ野球 オリックス 3-1 ソフトバンク (27日 京セラドーム) オリックスはソフトバンクに勝利し、2連敗で止め同一カード3連敗は阻止。32勝36敗2分の借金4とした。 試合は初回に2番・森の3号2ランなどで3点を先制。50日ぶり先発の宮城は5回まで無失点の好投をみせる勝利投手の権利を持って降板。8回にはNPB記録に並ぶデビューから22試合連続無失点中の古田島が登板も、柳町に適時打を浴び記録更新はならずも最少失点に抑える。9回はマチャドが登板しリードを守りきった。 試合前には東、廣岡を抹消し、宮城、村西、福田を登録した。 スタメンは1番センター・福田、2番キャッチャー・森、3番ファースト・太田、4番レフト・西川、5番ショート・紅林、6番サード・西野、7番DH・セデーニョ、8番セカンド・安達、9番ライト・杉本のオーダーを組んだ。 先発の宮城は5月8日楽天戦(秋田)以来50日ぶり、今季7度目の登板、2勝4敗、防御率1.70。現在自身2連敗中。 立ち上がりは1番・佐藤直を空振り三振、今宮を遊ゴロ、栗原を中飛と三者凡退。 打線は相手先発・東浜に対し、福田が内野安打で出塁すると、森がライトスタンドへの3号2ランを放ち2-0。さらに太田が中前安打、1死から紅林が中前安打で、スタートしていた太田が三塁へ進み一、三塁。西野は二直も、セデーニョが中前適時打を放ち3-0。 宮城は2回に1死からセカンド・安達の失策で近藤の出塁を許し、正木に中前安打を浴び1死一、三塁も、甲斐を二直、廣瀨を二飛に抑える。 3回は三者凡退、4回には1死から山川に三塁線を破られる二塁打を浴びるも、近藤を空振り三振、正木を四球も、甲斐を空振り三振で無失点。 打線は2回から4回まで森の安打1本のみに抑えられ無得点。 5回の宮城は8番からの相手打線を三者凡退。直後の攻撃は、先頭の森が3打席連続安打となる右前安打で出塁。森は今季初の猛打賞となった。続く太田、西川がフライを打ち上げ2死。紅林は右前安打で一、二塁、さらに西野が中前安打で森が二塁から本塁突入も余裕のアウト。 宮城は5回85球2安打6奪三振1四球無失点で降板。6回からは2番手・鈴木が登板し、栗原に右前安打を許すも、山川を二ゴロ併殺打に打ち取り無失点。 7回からは3番手・ペルドモが登板し、1死から正木に左前安打を許すも、甲斐、廣瀨を打ち取る。 打線は6回、7回と安打を放つも得点には結びつかず。 8回からはNPB記録に並ぶデビューから22試合連続無失点の古田島が登板も、先頭の代打・中村晃に右前安打、代打・柳町に右中間を破る適時二塁打を許し3-1とプロ初失点を喫し記録更新とはならず。代打・周東は一飛で1死二塁も、栗原に死球、2死から近藤に四球で満塁。ここで正木を左飛とし同点許さず。 8回裏には紅林の二塁打で1死三塁の好機を作るも、後続が凡退。9回は5番手・マチャドが登板しリードを守りゲームセット。