「人質」から「遮断」へ――ウクライナの穀物輸出をめぐるプーチンの戦術転換
ウクライナの麦畑（Photo AC）
ロシア外務省は7月17日、黒海を通じたウクライナ産農産物の輸出に関する国際合意「黒海穀物イニシアティブ」の延長に反対するとの声明を発表した。過去1年間、ウクライナにとって希望の光となってきた輸送路が、ついに閉ざされたことになる。 思えば、2022年2月24日にロシアがウクライナへの全面軍事侵攻を開始して以降、ウクライナの農産物輸出はロシアの妨害により翻弄され続けてきた。
本文：7,866文字
写真：3枚
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
税込330円使えます
PayPay残高
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域（EEA）およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
服部倫卓
