秋田、大阪にBプレミアライセンス交付、初年度は26クラブを東西2地区で開催と発表[バスケ]
秋田、大阪にBプレミアライセンス交付
12月26日、Bリーグは同日開催された臨時理事会にて、Bプレミアライセンス審査(4次審査)を実施。結果、秋田ノーザンハピネッツと大阪エヴェッサに対し、Bプレミア ライセンスを交付すると発表。両クラブは入会審査にも合格しているため、2026-27シーズン B.LEAGUE PREMIERに参入が決定。また2026-27シーズン B.LEAGUE PREMIERは全26クラブ、2地区にて実施することが決定したと発表された。 昨年発表されたとおり、Bリーグは2026年シーズンより、「B.革新」と銘打ってリーグ構造の大改革を実施する。これには、①戦力(事業力・競技力)の再編による均衡した戦いを提供するためのライセンス基準の引き上げ、②競技成績による昇降格を廃止し、ライセンス基準を満たすことで新B1入会の基準となるエクスパンション型リーグへの移行、③サラリーキャップ等、アグレッシブな制度設計という3大項目がある。また、リーグは「B.LEAGUE PREMIER」、「B.LEAGUE ONE」、「B.LEAGUE NEXT」の3部制に移行する。 Bプレミアについては、1次、2次、3次審査(それぞれ参入条件が異なる)を経て、2026-27シーズンBプレミアライセンスを22クラブに交付。そして12月19日に、4次審査が行われて茨城ロボッツと京都ハンナリーズにもライセンスを交付すると発表していたが、継続審査となったクラブを対象に本日、最後の審査結果を行うことが明らかになっていた。 結果的に、秋田、大阪は4次審査の条件(①2023-24シーズンでの平均入場者数が4,000人以上、②2023年度売上高12億円以上、③アリーナ要件*クリア)をクリアと判断され、ライセンス交付となった。 *=新設・改修を問わず5,000席以上、かつ2028-29シーズン開幕までにスイート、ラウンジ、トイレなどが整備されたホームアリーナを確保すること。また対象シーズンの2年前にカーディング編成(対戦カードの決定)を行うため、9月から翌年5月末までの期間において、89日以上の日程を確保すること。そのほか音響、座席、警備体制等の諸条件あり 【2026-27シーズン B.LEAGUE PREMIER参入クラブ 審査結果(4次審査 12月26日発表分)】 ■秋田ノーザンハピネッツ 2023-24シーズン/4,342名 2023年度/12億円以上 ホームアリーナ/新秋田県立体育館(新設・開業時期:2028年9月末予定、観客席数[バスケ興行時]:6,000席以上) ■大阪エヴェッサ 2023-24シーズン/4,716名 2023年度/12億円以上 ホームアリーナ/おおきにアリーナ舞洲(改修・開業時期:2027年10月予定、観客席数[バスケ興行時]:5,000席以上 また、2026-27シーズンのB.LEAGUE PREMIERの地区分けは以下のとおりとなる。 ■東地区 レバンガ北海道 仙台89ERS 秋田ノーザンハピネッツ 茨城ロボッツ 宇都宮ブレックス 群馬クレインサンダーズ アルティーリ千葉 千葉ジェッツ アルバルク東京 サンロッカーズ渋谷 川崎ブレイブサンダース 横浜ビー・コルセアーズ 富山グラウジーズ ■西地区 信州ブレイブウォリアーズ 三遠ネオフェニックス シーホース三河 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 滋賀レイクス 京都ハンナリーズ 大阪エヴェッサ 神戸ストークス 島根スサノオマジック 広島ドラゴンフライズ 佐賀バルーナーズ 長崎ヴェルカ 琉球ゴールデンキングス