「今はやめて」キャサリン皇太子妃の両親が“ワケありの叔父”に激怒している理由
イギリスで3月4日(現地時間)から放送が開始されたリアリティ番組『セレブリティ・ビッグ・ブラザー(原題:Celebrity Big Brother)』に、キャサリン皇太子妃の叔父、ゲイリー・ゴールドスミスさんが出場。皇太子妃の両親であるミドルトン夫妻を激怒させているといいます。 【写真】娘とは仲良し? キャサリン皇太子妃の叔父、ゲイリー・ゴールドスミス キャサリン皇太子妃が腹部の手術を受け、長期の療養中である現在、このタイミングで表舞台に登場したゲイリーさんに、姉のキャロルさんとその夫マイケルさんは、「彼女にさらなるストレスを与える必要はない」と訴え、出場をやめるよう“強く警告”していたそうです。 姉夫妻の反対を押し切り、番組に参加しているゲイリーさんは、「論争と無縁な人ではない」とも報じられています。一体、どのような人なのでしょうか――?
キャロルさんの弟
ゲイリーさんは、キャロルさんの11歳年下の弟。『タトラー』誌によると、2005年に取締役を務めていたIT関連企業「コンピューター・フューチャーズ(Computer Futures)」を売却したことで、約1700万ポンド(約34億円)を手に入れたとか。ただ、その後、何で生計を立てているのかは不明です。 ※以下も含め、文中の金額は該当する年の平均為替レートで換算しています。
暴行で有罪に
ゲイリーさんは2017年、暴行罪で有罪判決を受けています。『BBC』によると、被害者は4人目の妻、ジュリー・アンさん。 裁判で自ら罪状を認めて有罪となったゲイリーさんには、罰金5000ポンド(約72万円)の支払いが命じられました。刑期12カ月の「社会内刑罰」が科され、更生のための教育を受けることも命じられたといいます。ウェストミンスター治安判事裁判所の判事は、ゲイリーさんの「酒癖の悪さ」を指摘していたそうです。
イビサ島にヴィラを所有
ゲイリーさんは2006年、スペインのイビサ島にあるヴィラを購入しました。2013年には『ハロー!』誌に対し、姉に頼まれ、サンドハースト王立陸軍士官学校に在籍していたウィリアム王子(当時)とミドルトン一家が一緒に休暇を過ごせるよう、ヴィラに招待したときのことを明かしています。 マッドバス(泥風呂)からパチャ(有名なナイトクラブ)まで、イビサ島ならではの体験ができるよう計画を立ててあげたこと、ボートで別の島に行ったり、DJの友人を呼び、ウィリアム王子にミックスの仕方を教えてあげてもらったりしたことなどを話していました。このヴィラは、2015年に売却したそうです。 また、『インディペンデント』紙によると、すでに廃刊となったタブロイド紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』の記者が2009年、ゲイリーさんがこのヴィラでコカインを使用しているところを捉えたとする写真を公開ましたが、そのとき義兄のマイケルさんはゲイリーさんに対し、「メディアには決して何も話してはいけない。今後もそれは同じだ」と伝えたといいます。 この件について、義兄の言いつけを守っていたゲイリーさんですが、2017年の暴行事件で取材を受けたときに初めて、「ドラッグを使用したことはない」と明言しています。
ひとり娘がいる
ゲイリーさんと2番目の妻、ルアンさんの間にはひとり娘のタルーラさんがいます。ゲイリーさんは2013年に受けた『ハロー!』誌のインタビューで、姉の2人の娘たちと息子のジェームズさんは「素晴らしく成長した」と述べ、1997年に生まれたタルーラさんを「同じように育てたい」と語っていました。 ニューカッスル大学で心理学と医療科学を専攻、2023年に卒業したタルーラさんは現在、従業員のウェルビーイングを目指す企業をサポートするウェルネス関連企業、ハップスター(Hapstar)に勤務しているそうです。
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