2024年11月の住宅ローン金利(フラット35、変動金利、10年固定)を予想! 金利の推移、今後の金利動向を確認しよう
変動金利はやや引き下げ
次に、すでに発表されている銀行の2024年11月の「変動金利」を見ていこう。現在、ソニー銀行と楽天銀行が金利を発表している。 ソニー銀行と楽天銀行は11月の変動金利を引き上げた。 【新規借入】(カッコ内は先月比) ・ソニー銀行(変動セレクト) 0.647%(前月比 +0.050%) ・楽天銀行(住宅ローン) 0.844%(前月比 +0.010%) 【借り換え】 ・ソニー銀行(変動セレクト) 0.647%(前月比 +0.050%) ・楽天銀行(住宅ローン) 0.844%(前月比 +0.010%) 楽天銀行の変動金利は、わずかに上下はするものの直近数年間で大きな変更はなかったが、ここ数カ月では金利を引き上げている。金利上昇の局面でもその姿勢を変えていなかったが、少しずつ状況が変わってきている。 他行の変動金利については、この数カ月は引き下げる動きもあったが、今後は短プラ利上げの影響もあり上昇していくと予想される。
10年固定金利は引き下げ
最後に、10年固定金利の来月の金利を見てみよう。2024年11月の「10年固定金利」についても、すでにソニー銀行と楽天銀行が発表している。 ◆10年固定金利の推移(新規借入、借り換え) 10年固定金利は、市場金利の上昇に合わせて徐々に上昇してきていたが、2024年11月の金利について、ソニー銀行と楽天銀行は引き上げている。 【新規借入】(カッコ内は先月比) ・ソニー銀行(固定セレクト) 1.419%(前月比 +0.075%) ・楽天銀行(住宅ローン) 1.742%(前月比 +0.032%) 【借り換え】 ・ソニー銀行(固定セレクト) 1.419%(前月比 +0.075%) ・楽天銀行(住宅ローン) 1.742%(前月比 +0.032%) 10年固定金利は各金融機関の主力商品の一つ。2023年は市場金利の上昇に合わせて各銀行とも金利を徐々に引き上げており、その流れが2024年も続いていると見られる。