巨人・阿部監督、浅野翔吾に送球の向上厳命「守れなかったら試合出せない」手首柔らかく使う狙いでサイドからのスローイングも指示
巨人の阿部監督が5日、高卒2年目の浅野翔吾外野手に「守れなかったら(試合に)出せない」と守備力アップを厳命した。秋季練習では送球を安定させるため「久保さん(巡回投手コーチ)と話して、投手のプログラムをやらせるのもいい」と、手首の使い方を柔らかくする狙いでサイドやアンダーからのスローイングを指示。近未来のスター候補を、まずは守りで一本立ちさせる。 浅野は今季、終盤に右翼のスタメンに定着したが、9月21日の広島戦(マツダ)では逆転負けにつながる後逸。同25日のDeNA戦(横浜)でもフライを追う際に転倒するなど守備のミスが目立ち、クライマックスシリーズ・ファイナルステージでの起用は1試合のみに終わった。 浅野は「横から投げる方が(手首を)バチッと使う感覚がある」と上々の手応え。「大事なところでのミスはしんどかった。打撃以外で悩まないように、守備走塁をしっかりやりたい」と意気込んだ。
中日スポーツ