09年ワールドシリーズMVPの松井秀喜氏、第5戦の始球式に登場 ゴジラの帰還にヤンキースタジアム大歓声
ワールドシリーズ第5戦(ヤンキース―ドジャース、30日、ニューヨーク)米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)はヤンキースタジアムで第5戦が行われ、ヤンキースOBで2009年WSで日本選手初となるMVPに輝いた松井秀喜氏(50)が始球式に登場。大歓声に迎えられ、捕手のミットに一直線に投げ込んだ。 松井氏は巨人から03年にヤンキースへ移籍。7年間在籍し、09年のWSでは6試合に出場し、14打席13打数8安打、3本塁打、8打点と驚異的な活躍を見せ、WSのMVPに選出。9年ぶり27度目のWS制覇を飾った。今季のWSではヤンキースタジアムで開催された第3戦が09年WS優勝に貢献し、長らく主将を務めたデレク・ジーター氏。第4戦は96、98、99、00年と4度のWS制覇に貢献したポール・オニール氏が始球式を務めるなど、球団史に残る偉大な選手と並び、始球式の大役を引き受けた。