GDO編集部が選ぶ2024年の10大ニュース<国内女子編>
3位:イ・ヒョソンがメジャー制覇 15歳176日で最年少V
韓国のアマチュア、イ・ヒョソンが5月のメジャー「サロンパスカップ」で衝撃の日本ツアー最年少優勝を飾った。最終18番(パー5)でイーグルを奪い、国内メジャー新記録となる最終日7打差からの大逆転劇。初日71位スタートからの優勝も4日間大会の記録だった。 15歳176日でのタイトルは、2014年「KKT杯バンテリンレディス」を制した勝みなみの15歳293日を上回るツアー最年少。7月に日本女子プロゴルフ協会に入会し、今季は10試合に出場。優勝を含めて予選通過は5試合だった。
2位:上田桃子が38歳で第一線を退く アン・シネも電撃引退
ツアー17勝の38歳・上田桃子が今季限りで第一線を退いた。2007年「ライフカードレディス」で初優勝。同年に5勝を挙げて史上最年少(当時)の21歳156日で賞金女王に輝いた。プロ20年目だった今季もシード圏内のメルセデスランク50位に入った。生涯獲得賞金は歴代6位(10億9476万4906円)だった。 33歳のアン・シネ(韓国)は9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子」で電撃的に引退を表明した。17年から日本ツアーに参戦し、「セクシークイーン」の愛称で人気を集めた。コロナ禍で20年以降は出場機会がなく、今シーズンが5年ぶりの国内参戦でもあった。
1位:竹田麗央が初の年間女王 8勝で賞金2億6000万円超
プロ3年目の竹田麗央が初の年間女王に輝いた。4月「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を飾ると、9月には「ソニー日本女子プロ選手権」と「日本女子オープン」を制して樋口久子(7回達成)、2019年の畑岡奈紗に次ぐ史上3人目の日本タイトル年間2勝。11月の日米共催「TOTOジャパンクラシック」で8勝目を挙げた。 獲得賞金2億6573万16円は、20-21年の統合シーズンに稲見萌寧が45試合で記録した2億5519万2049円を上回る史上最高額。 シーズン平均ストローク60台(69.2378)、ツアー唯一の20試合超えとなるトップ10入り23試合を記録。ドライビングディスタンスも2017年の計測スタートから史上最長の263.19ydで初の1位となった。