「激安マッサージガンの品質は大丈夫?」ドン・キホーテで安売りされていた商品を価格差4倍の人気商品と比べてみたら……ドンキマニアがぶっちゃけレポート
「安い商品」ゆえ?の残念ポイントは
全体を通じて「全然これでもいいじゃん!」と思ったのですが、細かい部分で気になったことはありました。 まずは、細部で安っぽさがある点。接続部分などおもちゃっぽいプラスチックのクオリティでした。これは特に気にならない方も多いかもしれませんね。 さらに、アタッチメントを装着する際に「カチッ」とハマる感じはなく、なんとなくふにゃ~んとハマるというか、「ちゃんとハマった感」が感じられないのは少し不安がありました。もちろん稼働途中で外れてしまうことはないのですが。 最も気になったのは、マッサージガンをグッと身体に押し当てた際に振動が加速すること。取扱説明書には「振動を強くしたい場合には軽く力を入れて押し当てるようにすると、よりパワフルな振動に変化します」と書かれていますが、普通に押し当てているだけでもかなり強めの振動に変わってしまうので、振動の「速い⇔遅い」の2段階はいらないので一定で振動してほしいなと思いました。 家族が13,000円で販売されている人気商品Mを持っていたので、比べてみました。 (以下、今回ご紹介したほうを「本商品」と呼びます。) まず、重さは本商品が475gなのに対し、Mは250 gと軽さがかなり違います。そして、本商品は1分当たりの回転数が1300~3300なのに対し、Mは1600~3000。決して遜色はないように数値上はみえますが、実際身体に当ててみるとMの方が上品な振動の仕方というか、マッサージされている感があるんですよね。この違いは何なのだろうと考えたのですが、恐らく「ストローク」の深さ。本商品は6㎜なのに対し、Mは7㎜でした。このストロークが深いほど、振動が深くまで届くのだそうです。 Mはマッサージガンをグッと身体に押し当てた際に振動が加速することもありませんでした。そういった細かい快適さも違いとしてあります。 結論としては、「マッサージガンを使ってみたい、とりあえずほぐしてくれれば細かいことは気にしない!」という方なら本商品でも全く問題はないと思います。しかし、アスリートや身体が資本で細かい部分やマッサージ効果がとても気になる!という方はMなどの人気商品を選んだ方が良いかも。 マッサージガンデビューしてみたかった筆者は、本商品で一旦満足できました。さらに快適さを欲した場合に人気商品の購入を検討してみたいと思います。
文・写真/松本果歩
MonoMaxWeb編集部
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