タスクに追われる日々にさようなら、本当にやるべきことが見える「モーニングレビュー」のすすめ
まるでハムスター用の回し車に乗せられ、ぐるぐると走らされているかのように、「努力しているのにどこにもたどり着けていない」という気分に陥る時はありませんか? 私も以前はそうでした。常に忙しいのに、成果がほとんどあげられなかったからです。とはいえ、生活を一変させる「モーニングレビュー」の実力を知ったことで、そんな気分にもピリオドを打つことができました。
1日の計画を朝に立てることの大切さ
せわしない暮らしを送っていると、嵐のように次から次に訪れるタスクややるべきことにどうしても翻弄されます。 私も、これからの24時間に予定されている物事に取り組むうえでの明確な計画がないと、重要なものより、1番急を要する事柄や、突然発生した事柄に対応するだけで終わってしまっていました。 ここで救世主となったのが「モーニングレビュー」です。毎朝、これから迎える1日の過ごし方を整理する時間を取るようにしたところ、これが自分を成功に導く準備になっていることに気づいたのです。簡単に言えば、目的意識と方向性をもって毎日を過ごせるよう、自分の道案内をしてくれるロードマップを作るようになったわけです。 モーニングレビューを習慣にするまで、私の朝はこんな感じでした。目が覚めるとスマホをチェックし、1番上の子を起こして食事をさせ、玄関のドアを開けて学校へと送り出すと、家に戻って仕事に突入する、といった具合です。 残りの時間は、一番下の子をあやしながら仕事に集中しようとするうちに過ぎていきました。でも、自分が何かを成し遂げたという達成感が得られることはめったになく、ましてや、自分が物事をコントロールしているという気持ちなど抱けるはずもありませんでした。 その後いくつかの生産性向上術を試し、試行錯誤を重ねました。ChatGPTに1週間の家族4人のスケジュールを立ててもらったことさえあります(これはそこそこうまくいきました)。 そして、モーニングレビューを試してみようと決めたところ、このメソッドのおかげで、来るべき1日に対する見方が一変したのです。