堀越の2年生エース、4得点2アシストで全得点にからむ衝撃 三鴨奏太、「きょうは自分の日かな」【全国高校サッカー】
◇2日 第103回全国高校サッカー選手権3回戦 松山北1-6堀越(駒沢陸上競技場) 堀越の2年生エースが、衝撃の4得点2アシストで駒沢を沸かせた。FW三鴨奏太(2年)が全6得点に絡み、6―1で松山北を退けた。 前半7分に”三鴨劇場”の幕が上がる。エリア内でドリブルで相手DFを翻弄(ほんろう)すると、最後はふわりと浮かせるループシュートでゴールに沈めた。 さらに、同16分にはエリア外から左足一閃(いっせん)。ゴール左隅に突き刺し、「きょうは自分の日かな」と直感。その勢いでゴールを重ね、味方の得点もお膳立てする八面六臂(ろっぴ)の大暴れでチームを勝利に導いた。 初戦の津工戦は1得点。「ゴール以外のところがダメすぎていろんな方に申し訳ない気持ちが強い」と反省しきりだったが、こうも言っていた。 「次は、無駄な先入観を一切なくして得点を取る、得点をつくる。チームのために走る。守備する。全てに命を懸けて初戦があったからこの活躍があったと言えるように覚悟を決めたい」。宣言通りのエースの活躍で、堀越が2大会連続の8強入りを決めた。
中日スポーツ