「決勝行きに相応しい。我々よりも…」韓国監督がヨルダンを称賛。アジア杯全体には充実感「サウジ戦、豪州戦。刺激的な大会」
「とても失望しているし、腹立たしい」
まさかの惨敗を受け、ユルゲン・クリンスマン監督が苦しい胸の内を明かした。アジアサッカー連盟の公式サイトが伝えている。 【動画】韓国を奈落の底に突き落としたヨルダンの鮮烈2ゴール 現地時間2月6日に開催されたアジアカップの準決勝で、韓国はヨルダンと対戦。後半の連続失点により0-2で敗れ、64年ぶりの優勝への道は絶たれた。 クリンスマン監督は「決勝進出という大きな目標があっただけに残念だ」と悔しさを露わに。それでもグループステージでは2-2で引き分けた相手が、今回は一枚上手だった事実を素直に認めた。 「ヨルダンは勝利に値した。決勝に行くに相応しい。彼らは我々よりもアグレッシブにプレーしていた。チームには(局面局面での)バトルに勝たなければならないと伝えたが、前半はほとんどヨルダンが勝っていた。それに、失点する時はほとんどの場合、どこかのミスからだ。 とても失望しているし、腹立たしい。もっと上手くやるべきだった。試合前に話していたのは、自分たちがバトルに勝つ必要性だ。でも最初の30分から35分はほとんど存在感がなかった。ヨルダンがより示していた」 今後は、アジアカップで浮き彫りになった課題を1つずつ改善していく必要がある。今年還暦を迎えるドイツ代表のレジェンドは、3月から再び始まるワールド予選で成長した姿を見せると誓った。 「サウジアラビア、オーストラリアとのドラマチックな試合もあり、非常にエキサイティングな大会だった。準決勝でのヨルダンを見れば分かるように、私たちのグループがいかに難しかったか。今大会においては1つ1つの瞬間を分析していく。良い面もたくさんあった。このチームは成長している。今はワールドカップ予選に備えなければならない。 総じて、この大会を楽しみ、多くを学んだ。このようなタフな試合で多くの国が戦っているのを見るのは素晴らしいことだ」 クリンスマン監督が率いる韓国は、森保ジャパンと同様に、次のビッグトーナメントである北中米ワールドカップに向け、新たな準備を始める。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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