福岡、金明輝新監督の就任を発表。4季ぶりの指揮官復帰に「私の就任にあたり皆様をお騒がせし…」
アビスパ福岡は13日、2025シーズンからの新監督に金明輝氏が就任することを発表した。 来季の監督人事は?【2024-2025】Jリーグ(J1・J2・J3)全クラブ監督人事まとめ 兵庫県出身の金氏は、2011年にサガン鳥栖で現役を引退。鳥栖のユースなどを指揮した後、2018年の終盤と2019年の途中から2021年まで同クラブのトップチームを指揮した。その後、昨年には当時J2だったFC町田ゼルビアのコーチに就任し、今季もJ1優勝争いを演じた同クラブを支えた。 2020年から指揮した長谷部茂利監督の後任として、今季12位フィニッシュの福岡を来季から指揮することが決まった金氏は、「クラブ創設30周年を迎える節目の年に携われること、J1で確固たる地位を築き、活気あふれる福岡の街で躍進するアビスパ福岡の監督に就任できることを心から嬉しく思うと同時に計り知れない責任も感じております」と語り、以下のように抱負を続けた。 「前監督の長谷部監督が築き上げた強固な守備と力強い攻撃をベースにしたチームを引き継ぎ、攻守両面でさらなる強化を図り、クラブ、選手、チームスタッフ一丸となって一つでも多くの勝利をファン、アビスパ福岡サポーターの皆様に届けられるよう、皆様と心を一つに戦う所存です」 「そしてこの度は、私の就任にあたり皆様をお騒がせしていることを大変申し訳なく思っております」 「今回のお話をいただき、私自身熟考の末強い覚悟と責任感を持って、決断いたしました。皆様に信頼していただけるように、言動やピッチで躍動する選手達を見ていただけるように日々全力で取り組みます。アビスパに関わる全ての皆様、ともに戦いましょう」 金氏は鳥栖時代の2021年に選手へのパワーハラスメント行為が認定され、翌年にS級ライセンスからA級ライセンスに降級。研修や社会奉仕活動などを経て、今年2月にS級ライセンスを再取得していた。