うなぎ屋こそ「町の宝」だ! 3度漬けで色、味、照りを出す『うなぎ 安川』は創業から半世紀以上、新丸子で愛され続ける
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、神奈川・新丸子のうなぎ店『うなぎ安川』です。 【画像ギャラリー】タレも米も大事にした絶品うな重に職人技が光る!
夫妻で切り盛りする老舗うなぎ屋
地元で長年愛されるうなぎ屋は町の宝だ。この店もそう。上質な国産うなぎがたっぷり1尾半でこの価格。俄然うれしくなる。活きで届くうなぎは浜名湖産が中心。店主の飯野勇次さんがひとりで仕込むため提供数に限りがあり、予約だけで完売する日もあるとか。 うな重亀4180円 「うなぎが旨いのは当然、タレと米も大事」との言葉通り、こだわりのタレは3年熟成みりんとザラメを使ったやさしい甘さ。3度漬けし、1回目で色を、2回目で味を、最後に照りよく仕上げている。米は山形の一等米「つや姫」。適度な粘りは職人技でふっくら焼いたうなぎと相性抜群だ。 相性と言えば焼き上がりピッタリにお重や汁物を準備する妻の恵美子さんとの阿吽の呼吸も見事。結婚33年の絆がなせる技、素敵です。 店主の飯野勇次さん、恵美子さん「創業は約55年。先代の教えを守りながら挑戦も続けています」
新丸子『うなぎ安川』
[住所]神奈川県川崎市中原区新丸子町648-7 [電話]044-733-5561 [営業時間]11時~14時、17時~21時(20時半LO)※土用の丑の日はテイクアウトのみ(数日前に受付終了) [休日]水・木 [交通]東急東横線新丸子駅西口から徒歩2分 おとなの週末2024年12月号は「町中華、ときどきガチ中華」 撮影/貝塚隆、取材/肥田木奈々 ※2024年8月号発売時点の情報です。 …つづく『「うな重バーガー」の衝撃!浜松で1泊4食うなぎの旅関東風・関西風の境目の街で大満喫』では、覆面調査隊が「関東風」と「関西風」を楽しめる浜松で、まとめて食すうなぎ尽くしの旅を実食レポートしています。