【ラグビー日本代表】姫野和樹や齋藤直人ら歴戦の勇士が復活 NZ、イングランド、フランスなど世界の強豪と対戦へ 関東・宮崎合宿とヨーロッパ遠征の参加メンバー発表
JRFU(日本ラグビーフットボール協会)は、10月26日(土)に横浜で行う「リポビタンDチャレンジカップ2024」ニュージーランド代表オールブラックス戦を前に、10月13日(日)から関東と宮崎で行う日本代表合宿及びイングランド、ウルグアイ、フランスといった世界の強豪と対戦するヨーロッパ遠征の参加メンバー37人及び練習生として国内合宿に参加する2人を発表しました。
「今回は(若手と経験の豊富な選手が)ミックスしたような編成」
8月から9月にかけて行われたPNC(パシフィックネーションズカップ)では、決勝でフィジー代表に敗れて準優勝に終わったものの、カナダ、アメリカ、サモアを撃破して確かな成長の跡をみせたエディーJAPAN。世界の強豪との対決が控える今回、注目のメンバーには、エディー・ジョーンズヘッドコーチが「セレクションは、その時召集可能なメンバーからベストな選手を選出することに尽きるが、今回は(若手と経験の豊富な選手が)ミックスしたような編成になっている」というように、PNCを経て更なる成長が期待される若手中心のメンバーに、去年のワールドカップを戦った姫野和樹、シオサイア・フィフィタ、齋藤直人、テビタ・タタフといった歴戦の勇士が復活して加わる布陣となりました(フランスで活躍中の齋藤、タタフはヨーロッパ遠征から合流)。 一方で「12人の選手については、けがやさまざまな事情で召集できなかった」と話したように、ワールドカップ戦士のリーチマイケル、稲垣啓太、福田健太に加えて、PNCではSOだけでなくFBとしても存在感を示した李承信、ティエナン・コストリー、山沢拓也といった選手が今回は未招集となりました。 そんな中、初招集されたのは、PRのオペティ・ヘル、中楠一期、松永拓朗の3人。李承信が離脱する中、エディー・ジョーンズヘッドコーチが「若い10番を探していた」と語る期待の若手SO2人がチャンスをつかみました。 学生からは、矢崎由高(早稲田大学)が国内での活動のみ参加。練習生として村田大和、海老澤琥珀の2人が宮崎合宿に加わります。