【Jr.ウインターカップ】四日市メリノール学院中が女子3位に、4Q猛追の菊陵中を退ける[中学バスケ]
四日市メリノール学院中が逃げ切る
1月8日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」女子3位決定戦で菊陵中(福岡)と四日市メリノール学院中(三重)が対戦。四日市メリノール学院中の51-26で迎えた4Q、菊陵中はディフェンス強度を上げて猛追。8点差まで迫ったが、四日市メリノール学院中が59-48で逃げ切って3位になった。 【表】女子トーナメント表をチェック 今大会、菊陵中は2回戦から登場。ONE(静岡)に48-37、三股 RED WINGS(宮崎)に60-47、サザンギャルズ1031(栃木)にはオーバータイムの末に56-48で勝利。準決勝に駒を進めたが、京都精華学園中学校(京都①)に54-94で敗戦している。一方、四日市メリノール学院中も2回戦からとなり、北谷中(沖縄)に59-39、伊那 GOLDEN PHOENIX(長野)に75-49、F unite(山梨)に74-46と勝利して準決勝進出を果たしたものの、HOOPS4HOPE(千葉)に対してはファウルトラブルもあって54-58で敗れた。 共に試合開始から好守を展開。シュートを放つものの、得点できない。先取点は菊陵中。No.18岡村夢珠がドライブから得点させると、3Pシュートも沈めた。対する四日市メリノール学院中はNo.7横川柚季がレイアップで初得点。No.6小林蘭がバスケットカウント、No.18坂本慧心がスティールから速攻と先に得点を重ねた。 その後、菊陵中のディフェンス強度がアップし、No.6土肥あかり、No.18岡村が追加点を奪ったが、ターンオーバーから失点。崩してもシュートをミスとリズムに乗れず。四日市メリノール学院中の14-8で1Qを終えた。 2Q序盤は、またもディフェンスが目立つ展開になった。四日市メリノール学院中はNo.18坂本がインバウンズから、リバウンドから得点。8点差までリードを広げた。菊陵中はタイムアウト明けにNo.18岡村、No.11中村結愛が3Pシュートを成功。点差を詰めたが、四日市メリノール学院中はゴールにアタックして得点につなげると残り2分を切ったところ、No.9濱田紗耶加のコーナー3Pシュートで29-18と2桁差にした。さらに2Q終了間際にNo.8安井穂香も3Pシュートを沈めて34-18でハーフタイムを迎えた。四日市メリノール学院中はオフェンスリバウンド12本(菊陵中は1本)を奪い、そのセカンドチャンスからの得点が目立った。また合計リバウンドでも25-11と優位に立った。 3Q開始直後、四日市メリノール学院中はNo.7横川が3Pシュート、2Pシュートと連続得点。39-18とした。菊陵中はディフェンスに苦しみ、いい形でシュートを放てず。残り4分、No.11中村のディープ3Pシュートでクォーター初得点を奪うと、その後もフリースロー、3Pシュートを決めて3Q8得点を奪ったが、菊陵中はほかの選手が得点できず。四日市メリノール学院中はNo.6小林のシュートが当たって得点を伸ばし、51-26で3Qを終えた。 4Q初得点は菊陵中、No.11中村がシュートを沈めると、No.7小宮愛結がスティールから速攻といい流れを作った。するとディフェンスも活性化。ターンオーバーを引き出し、リバウンドでも優勢になって得点につなげた。残り3分を切ったところ、No.7小宮に続いてNo.11中村が3Pシュートを沈めて42-54と12点差に。さらに残り1分半、残り1分とNo.7小宮が3Pシュートを連発。48-56とした。 残り56.3秒、四日市メリノール学院中はパスミスでターンオーバー。菊陵中はここでNo.7小宮に託したが、3Pシュートはリングに弾かれて得点にはつながらなかった。四日市メリノール学院中は落ち着いたパス回しで時間を使うとNo.11竹田花梨、No.7横川がフリースローで追加点。59-48で勝利し3位になった。 四日市メリノール学院中はNo.6小林、No.7横川が16得点を記録。No.18坂本は11得点、13リバウンドのダブルダブルとなった。一方、4Q22-8という猛追を見せた菊陵中はNo.11中村が4本の3Pシュートを沈めて20得点、さらにNo.7小宮は4Qだけで13得点をマークした。