有毒のセアカゴケグモ見つかる 千葉から輸送された資材の中 山梨で5例目
6日、甲府市のポンプ場で保管されていた資材の中から特定外来生物の「セアカゴケグモ」1匹が見つかりました。セアカゴケグモには毒があり、県が注意を呼びかけています。 県によりますと、6日午前10時ごろ、甲府市内の事業者から「セアカゴケグモに似たクモが1匹いる」などと通報がありました。 見つかったのは甲府市住吉3丁目の甲府市上下水道局住吉中継ポンプ場に保管されていた千葉県から輸送された資材の中です。 クモは事業者が殺虫剤で殺し、かまれた人はいませんでした。県が死がいを回収して県衛生環境研究所で調べたところ、セアカゴケグモだと確認されました。 県内でセアカゴケグモが確認されたのは5例目です。 県はセアカゴケグモが見つかった場所や周辺を調査しましたが、ほかにセアカゴケグモは見つからなかったということです。 県はセアカゴケグモを見つけたら、市町村に連絡するよう求めていますが、有毒でかむことがあるため素手では触らず、必ず軍手などの手袋や靴下を着用するよう呼び掛けています。
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