韓国の養殖場でケニアのマラソン選手7人が不法就労、あっせんした韓国人選手・コーチら3人検挙
書類を偽造してケニアのマラソン選手を韓国に入国させ、海辺の魚の養殖場で働かせていた韓国の現役マラソン選手ら3人が検察の調査を受けている。 【写真】養殖場で不法就労中のケニア人選手たち
昌原海洋警察署は、韓国のある地方自治体に所属する29歳の現役マラソン選手を逮捕・送検し、この選手の事実婚相手である女性と、別の自治体の体育会に所属するコーチを書類送検したと19日に発表した。 3人は昨年11月から、ケニアの体育会に登録されているマラソン選手7人を、ブローカーを通じて慶尚南道地域の南海岸の養殖場に連れてきて働かせていた疑いが持たれている。 3人は、ケニア人選手7人を入国させるために韓国の有名マラソン大会の招待状を偽造した上、協会の印章まで偽造してケニアにある韓国大使館に書類を提出した。 3人は、選手7人の給与3400万ウォン(約380万円)が自分たちの口座に入金されるようにしていたが、このうち選手7人にいくら渡していたのかについて、検察が調べを進めている。 イ・ソンジン記者