50代の約4割が「定年後のための資産形成」をしていない?老後に向けて今からやるべきこととは
50代から始められる資産運用は?
投資には株式投資・投資信託・債券投資などの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。 投資を始める際に活用したい制度として、税制面で優遇される以下の2つが挙げられます。 ・iDeCo(個人型確定拠出年金) 最長75歳まで非課税で投資でき、拠出した掛け金は全額所得控除の対象になります。原則60歳まで資産を引き出しできないため、将来の年金として備えたい方におすすめです。 ・NISA(少額投資非課税制度) つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて、年間360万円まで非課税で投資できる制度です。 2024年1月から新NISAがスタートし、非課税保有期間が無期限化されました。いつでも保有している金融商品を売却して、現金として引き出せる自由度の高さが大きなメリットです。 投資で必ず資産が増えるわけではなく、リスクもありますから、老後の生活費として必要な部分は貯蓄をして手を付けないようにして、無理のない手元資金で挑戦してみるとよいでしょう。
50代からでも遅くはない! 投資の検討も含めて資産形成を始めよう
今回参照した調査結果によると、50代で定年後のために資産形成をしていない人の割合は約40%にも及ぶことが分かりました。 しかし老後への不安を抱えている人は多く、資産形成の大切さは理解していることでしょう。50代からでも資産形成は遅くなく、投資を始める方もいます。 投資には種類や活用できる制度などがありますから、今のうちに必要な知識を身に付けて、チャレンジしてみるのもよいでしょう。 出典 株式会社ライボ Job総研 【2022年 定年退職に関する調査】 株式会社野村総合研究所 「生活者一万人アンケート」から見た「貯蓄から投資へ」の現状 厚生労働省 iDeCoの概要 金融庁 NISAを知る 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部