【昼田祥子さん】3年で服を1000枚減らした、私自身が日々実験。何を捨てても大丈夫、良いことしか起こらないと知ってほしい
子どもの原因不明の病気に動揺、感情をコントロールすべく瞑想を毎日のルーティンに
昼田さんが服捨ての後に始めたのが瞑想です。始めた理由は、2019年の娘さんの体調不良でした。 「娘が2歳の頃、原因不明の病気になり、私がかなり参ってしまったんです。服を捨ててモノに振り回されないようにしたのに、家族や周りの出来事に振り回されている自分がいました。子どもの病気って、すごく動揺するし疲れます。そんな自分が嫌で感情をコントロールしたいと思って始めたのが瞑想でした」 瞑想は毎日のルーティンとして、アーシングは時間があるときに続けています。アーシングとは、芝生や砂浜を素足で歩いたり寝転がったり、木に触れるなどし、自然とつながることで心と体を整える健康法です。 「カウンセリングや人と会ったりすると、知らずにその人からいろいろなものをもらっています。そんな日は、公園の芝生をしばらく裸足で歩いたり、寝転がったりしてから家に帰ります。それをすることで本来の自分にリセットできます」
理想はブッダの生き方。人生後半戦、やりたいことが100個以上あるので、片っ端からやっていきたい
昼田さんのおしゃれのルールは、とてもシンプルです。ポイントはバストから上に集中。ヘアスタイルはきちんと整え、イヤリングやネックレス、リップなどでひとつインパクトを作ることでおしゃれに見えるそうです。 「おしゃれって、“違和感”なんです。違和感をどう作るかが大事で、普通じゃないことをひとつだけ取り入れたらいい。私で言えば、個性的なメガネを掛ける、赤いリップをつける、ヘアスタイルに艶を出す。この違和感がおしゃれに見えるポイントです。私の髪はくせ毛でパーマではないのですが、これも長年コンプレックスでした。それをそのままでいいと受け入れた時に世界が変わりました。自分が持っているものにOKを出す、コンプレックスを認めてあげることも大事だと思います」
昼田さんが理想とする生き方はブッダ。何にも振り回されない、何にも寄りかからない自分でいることを大切にしています。現在44歳、50代そしてこれからの生き方を聞いてみました。 「やりたいことが100個以上あるので、それを片っ端からやっていこうと思います。やりたいことをやるために生きてきたんですから、全部やりたいです。その中のひとつが“100人の人生を動かしてみよう”というプロジェクトです。今音声配信をやっていて、100人のチームで人生に小さな変化を起こしてどんな変化があるのか試しています。本を出してから、読者の方でも“なかなか進められなかった”という声を聞くのですが、みんなで挑戦することで少しでも背中が押されれば、と思っています」