休み明け直前に焦らないために!「絵日記の書き方」元教師が教える4つのステップ
【STEP 2 題材について、心に残ったことを書き出す】 ステップ1で選んだ題材について、心に残ったことを書き出しましょう。いきなり文章をつくるのではなく、短い文や箇条書きで書き出せばOK。たとえば動物園に行ったことを題材にするのであれば「サルの動きが人間みたいで面白かった」「家族のそれぞれに似てるサルを見つけた」「自分に似てるサルは、自分と同じく遊ぶのが大好きだった」など、まとめていけるとよいでしょう。 また、写真や動画などがあれば、見ながら振り返ってみるのもいいですね。
【STEP 3 ステップ2で書き出したことが伝わる絵を書いてみる】 絵日記では文章を書くより先に絵を描くのがおすすめ。先に絵を仕上げるほうが、文章で書くべき内容をよりシャープに絞っていくことができるためです。あれもこれも盛り込んだ文章は、説明的で気持ちが伝わりづらくなってしまいがち。絵を先に描くことでそんな事態を防ぐことができます。 絵にするのは、お子さまが一番心に残ったシーンを描くのがベスト。メインの絵を描いたうえで、周りの様子を書き足していけば、いきいきとした絵になっていくはずです。先に周りの様子を描きこみすぎてしまうと、一番伝えたいシーンがボヤけてしまうこともあるので要注意!
【STEP 4 5W1Hを意識した文章を書く】 絵が完成したら、文章を仕上げていきます。わかりやすい文章にするためには、「いつ(When)、どこで(Where)、誰が・誰と(Who)、何を(What)、どうして(Why)、どのようにしたのか(How)」の5W1Hを意識して書くと良いでしょう。 とはいえ、5W1Hだけだと事務的な文章になってしまうことも。いきいきとした文章とするために、お子さまの「感情」も書くようにしましょう。「自分と似たサルを見つけて、まるで自分の弟のようにかわいく感じました」といった形でまとめられると、読み手もワクワクするはずです。