【7日は立冬】朝は冷え込む予想 長く続いた暑さで鍋物の野菜は高値 「寒暖差アレルギー」の患者は例年より遅れて増加「体内時計を整えて」 福岡
福岡県内の気温は、10月25日に福岡市で25℃を超える夏日を記録して以降、暑さは徐々に和らぎました。しかし、朝の冷え込みが強まった11月3日、日中の最高気温は24.1℃まで上がり、それ以降、一日の寒暖差が大きい日が続きました。
こうした中、注意しなければならないのが体調の変化です。「くしゃみが止まらない」と診察に訪れた患者がいました。 ■患者 「秋に毎回くしゃみが止まらなくて、草とかのアレルギーかなと思っていた。」 ■しらつち耳鼻咽喉科・白土秀樹 院長 「アレルギーチェックをして、秋花粉はなかったんですよ。」 診断の結果は。 「『寒暖差アレルギー』です。『寒暖差アレルギー』は毎年このシーズン、季節の変わり目に多いのですが、ことしはちょっと遅れています。」 一日の寒暖差が大きくなると、くしゃみや鼻水などの症状が出やすいといわれる「寒暖差アレルギー」。季節外れの暑さが続いたことしは、先週末の冷え込み以降、患者が増えているといいます。 医師は、生活リズムの乱れが大きく関係すると指摘します。
■白土 院長 「自律神経の乱れが寒暖差ア レルギーの原因だと思いますので、朝起きる時間・夜寝る時間を一定にする、3食を決まった時間にとる。体内時計を整えることが非常に重要です。」 また、「寒暖差アレルギー」が風邪につながる恐れがあるとして、注意を呼びかけています。 7日(あす)朝の最低気温は、6日朝(けさ)よりも冷え込む予想となっていて、体調管理には注意が必要です。