【巨人】新ジャイアンツ寮お披露目 機材費1億5000万円「動作解析室」新設
プロ野球・巨人は25日、東京都稲城市の高橋勝浩市長、稲城市南山住民、クラブジャイアンツ会員ら22名を招待し、新・読売ジャイアンツ寮お披露目の会を行いました。 【画像】旧ジャイアンツ寮の「松井部屋」で素振りをする昨年ドラ1・浅野翔吾選手
旧ジャイアンツ寮はジャイアンツ球場から2キロ以上離れた場所にあり、選手の交通手段は主に自転車でした。新寮は球場の三塁側すぐ後ろに併設され、歩いて行ける距離になりました。 地上5階、地下は1階まであり、選手の寮室数は56室。各階には広々としたテラスも設置されています。さらに2階には大きな鏡と畳が敷かれ、壁には王貞治さんと長嶋茂雄さんの特大パネルが飾られています。ここでは十分な素振りができるスペースとなっており、かつて松井秀喜さんが畳がボロボロになるまで素振りをし続けたことから呼ばれた「松井部屋」にかわる、新たなスペースが新設されました。 寮から連結しているトレーニング棟「Gベース」の1階には、効果的なリハビリやトレーニングが可能な流水プールと、ウエイトトレーニングルームがあります。
さらに3階には新寮目玉となる機材費だけで1億5000万円の「動作解析室」が新設され、球速や回転数などのデータがわかるトラックマンと、日本では数少ない、球種を混ぜて出せる最新鋭のバッティングマシンが導入されています。現在10台以上のカメラが設置されていますが、今後も増設する予定で、来年2月中には完成予定です。