ヤンキース・ブーン監督 蛮行ファン2人に苦言「ダメなものはダメ」 ジャッジの復調には期待
ヤンキースのアーロン・ブーン監督(51)が30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ(WS)第5戦の試合前に会見に臨み、前日の第4戦でドジャースのベッツを“襲撃”して退場処分となったファン2人に苦言を呈した。「良くない。そんな場所ではない。簡単なことだ。誰にも手を出してはいけない。ダメなものはダメだ」と不快感をあらわ。第5戦は“出禁”処分となったものの、当該2人のファンを強く非難した。 負けられない試合が続くが、WSの4試合で15打数2安打1打点、打率・133と不振のアーロン・ジャッジ外野手(32)の復調が待たれるところ。その点を問われたブーン監督は「昨夜はいい打席だったと思う。それが今日につながるといい。アーロンの場合、誰もが見たことがないほど好調になるのはいつもたった1球でなる。昨夜はいい打席だったと思うし、それが今日に持ち越されることを願っている」と、前日の7回に放った中前打が不振脱出の糸口になることに期待を寄せていた。