第93回選抜高校野球 中京大中京、きょう常総学院と対戦 高橋監督、投打の力強さ警戒 /愛知
<センバツ高校野球> 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で初戦を突破した中京大中京は、大会第8日の27日、第3試合で8強入りを懸けて常総学院(茨城)と戦う。ともに甲子園での優勝経験がある古豪で、実力校同士がぶつかる好ゲームとなりそうだ。中京大中京の高橋源一郎監督(41)に、意気込みなどを聞いた。【酒井志帆】 高橋監督は25日に、オンラインで取材に応じ、常総学院の印象について「2人の右投手に力があり、そこをどう攻めるか。打力もある」と評した。常総学院は、最速140キロを超える秋本璃空、大川慈英の両右腕を軸にした守備と、単打や犠打でつなぐ野球で、関東大会では準優勝した。 中京大中京も最速151キロのエース、畔柳亨丞を擁するが、25日の初戦を完封し131球を投げ抜いたばかりだ。高橋監督は「畔柳の疲労と状態を見ながら、どういう継投でいくのか戦略を立てたい。連投は心配だが控えもレベルアップしている」と話し、一戦必勝でベストを尽くす構えだ。