東京・小池知事が「緊急事態宣言」受け会見(全文1)制限対象施設は10日発表へ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府が発令した「緊急事態宣言」を受け、東京都の小池百合子知事は7日夜、都庁で記者会見を行った。 【動画】東京・小池知事が「緊急事態宣言」受け記者会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京・小池知事が「緊急事態宣言」受け記者会見(2020年4月7日)」に対応しております。 ◇ ◇
都においては全域が対象区域
司会:それではただ今から、新型コロナウイルス感染症への対応についての記者会見を始めます。出席者につきましてはお手元に配布の座席表のとおりでございます。初めに知事から発言がございます。そのあと質疑応答を行います。それでは知事、お願いをいたします。 小池:皆さんこんばんは。まず本日の感染症が判明した方々のことについてお伝えをいたします。本日は80名の感染が判明いたしております。そして4月1日からの1週間でありますけれども、都内の感染者数が4月1日に66名、次、97名、89名、117名、そして143名、で、83名に下がって今日は80名でありますけれども、いずれにしましても大変高水準で推移をしているところであります。累計いたしますと1196名となりまして、非常に逼迫した状況が続いていると、重大局面は変わらずということでございます。 本日、国が7つの都府県を対象といたしまして、令和2年4月7日、本日、もしくは今日の8日の0時になるんでしょうか。7都府県を対象といたしまして令和2年4月7日から5月の6日までの30日間を期間といたします緊急事態宣言を発したところであります。都におきましては全域がその対象区域となったわけでございます。国におけます緊急事態宣言を受けまして、都としてまずは感染の拡大防止のためにも、重要な柱といたしましては、まず都民の皆さんに対して4月8日の午前0時、先ほど申し上げた、特措法が発令をされる。そしてその特措法の第45条第1項に基づきまして外出の自粛要請を行います。区域は東京都内全域、期間は先ほども申し上げたように5月6日まで。