いよいよ見ごろ「京都の美しい紅葉スポット」絶景ライトアップも!歴史ある社寺のおすすめ3選
嵯峨天皇の離宮造営時にできた大沢池は、日本最古の人工の林泉であり、国指定の名勝地として知られています。中国の洞庭湖を真似た「庭湖」とも呼ばれる池で、周囲約1km。秋には、周辺の紅葉が色づき、赤やオレンジ一色に。大沢池の水面に紅葉が写りこむ心経宝塔前や、散策路の両脇から紅葉が迫る「もみじロード」など、美しい紅葉スポットが池の周りに点在しています。
ライトアップも開催中。水面に赤く紅葉が浮かび上がる幻想的な景色をお楽しみください。ライトアップ期間中の金・土・日曜日には、心経宝塔脇の蓮華殿に喫茶室がオープン。五大堂(本堂)でお守り等の授与が行われるほか、大沢池受付でもステンドグラス風特別御朱印「菊ケ島」の授与が行われます。 【旧嵯峨御所 大本山 大覚寺】 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4 参拝時間:お堂エリア 9時~17時(受付は16時30分まで)、大沢池エリア 9時~17時(受付は16時30分まで) 拝観料:お堂エリア 大人:500円 小中高:300円、大沢池エリア 大人:300円 小中高:100円 ※大沢池ライトアップ 期間:~2024年12月1日 時間:17時30分~20時30分(20時受付終了) ※昼夜入替制 料金:大人900円・小中高生500円(ノベルティ進呈)
北野天満宮
全国に約12,000社ある天満宮・天神社の総本社、北野天満宮。菅原道真公が祀られている御本殿は、豊臣秀頼により1607年に造営されました。御殿と拝殿が石畳の廊下でつながり、2つの建物が同じ目線の高さにあるめずらしい「八棟造(やつむねづくり)」であることで知られ、歴史的価値が高く、国宝に指定されています。
桃山時代、豊臣秀吉公は都に「御土居」という土手を築きました。北野天満宮にはその一部が境内の西側に残り、現在は約350本の紅葉の木を有する名所「史跡御土居のもみじ苑」となっています。目の前の景色が一面、真っ赤に染まったような散策を楽しめるほか、苑内に設けられた展望所から紅葉を一望することも。紅葉の向こうには国宝の御本殿が見え、贅沢な秋の景色に酔いしれることでしょう。