【蒲郡ボート PG1クイーンズクライマックス】平山智加 6強入りへ前付けも示唆「行くなら展示から」
ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」は29日の11、12Rでトライアル2回戦が行われた。 平山智加(39=香川)が勝負駆けに挑む。トライアル2回戦11Rは4コースから最内を突くと、3コースから捲り差した平高とバックで首位争いへ。だが、2マークで後ろから迫る渡辺優美をさばきに行って、先に回してしまい2着になってしまった。「2マークは先に回してはダメだった」と悔やんだものの得点は2位タイにつける。5号艇の3回戦12Rは優勝戦進出だけでなく、好枠も懸かるだけに「前付けもゼロではない。ただ、自分の仕上がりやメンタル次第なので今はコメントできない。ただ、行くなら展示から行く」と力を込めた。 その11Rを制した渡辺が2位タイに浮上。「この1着は凄く大きい」と振り返った後には、3回戦でも1号艇を引き当てた。レースでは勝負強さ、抽選では強運を発揮し、波に乗っている。 得点トップに立つのは遠藤エミ。2回戦12Rは5コースから捲り差しを決めて連勝。3回戦は4着以上で優勝戦の1号艇が手に入る状態となった。 優勝戦進出ボーダーを21点に想定すると遠藤のみが安全圏。一方で海野ゆかり、浜田亜理沙、宇野弥生、西橋奈未は1着を取っても相手待ちという厳しい状況。実質、5枚のファイナル行き切符を7人で争うことになる。