小学生の男の子が準絶滅危惧種のカメを保護 ユニークな名づけに1.2万“いいね” 「渋かっこいい」
名づけの発想には父親の仕事が影響 小さい頃から神仏に囲まれて育った息子さん
保護と同時に注目を集めたのは、息子さんがつけたカメの名前です。息子さんは歴史が大好きだそうで、成人を機に名前が変わる昔の風習「元服」に憧れがあったことから、2つの名前をカメに与えました。 実名のゲンブは、中国から伝わった4つの方位を司る神「四神相応」に由来。「東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武」という四神獣のひとつです。このネーミングの発想は、宮本さんの職業も大きく影響しているといいます。 「私の仕事が仏師なので、息子は小さい頃から神仏に囲まれて育ちました。教えたわけではないのですが、そういった環境から四神の玄武を知っていて名づけたのだと思います。動物に対して、とても慈しみのある子です。カメを発見したのが交通量の多い道路だったので、いてもたってもいられなかったのだと思います」 宮本さん自身にカメを飼育した経験はありませんが、今後責任を持って、息子さんと一緒に大切に育てるそうです。今度は、大人になった立派なゲンブの姿を見せてほしいですね。
Hint-Pot編集部