IMP.佐藤 新が取材 大地震発生時の避難 体験を通して学ぶ【IMPress.】
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7人組グループ『IMP.』のメンバーが記者として“明るい日本のミライ”を取材する「IMPress.(アイエムプレス)」。第7回は佐藤 新さんの『防災のミライ』。佐藤さんは地震発生から避難までを体験できる防災体験学習施設で身を守るために何が必要か取材してきました。 【画像】記者に挑戦するIMP.
■IMP.佐藤 新 防災体験学習施設を取材
佐藤さんが訪ねたのは、東京・有明にある防災体験学習施設『東京臨海広域防災公園 そなエリア東京』。ここは南関東で大規模な災害が発生したときに政府の災害対策本部などが置かれる防災拠点の施設です。 こちらの施設には『首都直下地震』が起きたとき、実際に起こりうるシチュエーションでどのように行動すべきか、タブレット端末を用いてクイズ形式で学ぶことができる体験ツアーがあります。 管理センター長の長谷部隆介さんと地震発生、そしてその場所からの脱出を体験していきます。まずは、エレベーターの中へ入ると、タブレット画面に問題が表示されました。 東京臨海広域防災公園 管理センター長 長谷部隆介さん 「では、テスト問題です。エレベーターの中で地震にあったらどうしますか?」 (1)すべての階のボタンを押す (2)あわてずじっとしている 佐藤 新さん 「非常ボタンを押す。ここには(答えは)ありません」 クイズに解答したところで… 佐藤 新さん 「ええ!」 アナウンス 「ただいま大きな地震がありました」 エレベーター内で地震が発生。実際に閉じ込められると正常な判断ができなくなってしまいそうですが、正解は? 長谷部隆介さん 「まずは全ての階のボタンを押しましょう。どこに止まるかわからないので、まず一番近いところで降りられるように」 佐藤 新さん 「なるほど! まずは全てのボタンを押す」
■地震対策している部屋としていない部屋 被害の違い
そしてエレベーターを出た先に待っていたのは? 佐藤 新さん 「うわ! すごい!」 目の前には、震度7の揺れに見舞われた町並みが広がっています。ここでは“街中で気をつけること”や “普段から意識すべきこと”などが学べます。例えば、地震対策をしている部屋としていない部屋が並び、一目で部屋の中の被害の違いがわかるようになっています。 佐藤 新さん 「全然違う。何も対策してない部屋、もう逃げられないですよね」 家具の転倒や物の散乱が少ない部屋には、転倒防止用のポールやワイヤを使って対策がされています。 長谷部 隆介さん 「今いろいろなアイテムが出てますのでこういったものを活用して、家具が動かないように、倒れないようにするのが重要だと思います」 常日頃から地震に対する意識を持っているか、持っていないかでは、いざというときに違いがでてきます。