【アーリントンC】川田将雅騎手が阪神芝1600mで複勝率55.2% 本命はコース成績重視でシヴァース
1着数はロードカナロア産駒も率に大差なし
次に騎手ランキングと同じ期間で種牡馬についても調べた。今回は登録馬の種牡馬のみに絞ってランキングにしてみた。 第1位 ロードカナロア産駒【28-28-26-235】勝率8.8%/連対率17.7%/複勝率25.9% 第2位 ルーラーシップ産駒【19-18-13-138】勝率10.1%/連対率19.7%/複勝率26.6% 第3位 キズナ産駒【15-15-12-124】勝率9.0%/連対率18.1%/複勝率25.3% 第4位 モーリス産駒【14-11-18-100】勝率9.8%/連対率17.5%/複勝率30.1% 第5位 イスラボニータ産駒【5-6-8-38】勝率8.8%/連対率19.3%/複勝率33.3% 母数に違いはあるが、ロードカナロア産駒が今年の登録馬の中ではトップ。ただ率にするとそこまで他と差がなかった。
本命は川田将雅騎乗予定のシヴァース
混戦模様だが本命はきさらぎ賞3着で川田将雅騎手が騎乗予定のシヴァースとする。4月生まれで不安も残るが、当該コースで圧倒的な成績を残している川田騎手が手腕でカバーしてくれるとみる。また、モーリス産駒は先に紹介したように当該舞台で複勝率30.1%と心配ないだろう。 対抗はスプリングS4着だったチャンネルトンネル。騎乗予定の坂井瑠星騎手は当該コースの騎手ランキングでは第8位で【13-17-12-88】の複勝率32.3%。大きな減点材料もなく好走を期待したい。 ここから下の印は正直悩んだが、▲ケイケイとした。NHKマイルCに出走できないセン馬がこのレースに挑んできた以上、賞金加算狙いが明白。連勝中の2月生まれで、鞍上は岩田康誠騎手に乗り替わり予定。勝負気配と見た。 おさえはここまで複勝率100%で武豊騎手騎乗予定のオフトレイル、好調の朝日杯FS組のアスクワンタイム、2月生まれのポッドテオまで印を回しておく。ポッドテオは上位の印をつける予定だったが、当該コースのジャングルポケット産駒が【0-0-1-23】と不調なことから一気に評価を下げた。 ◎シヴァース ◯チャンネルトンネル ▲ケイケイ △オフトレイル ×アスクワンタイム ×ポッドテオ 《ライタープロフィール》 高橋楓。秋田県出身。 サクラローレルの馬体の美しさに魅せられ毎週競馬を見るようになる。他に好きな馬はホクトベガ、サイレンススズカ。一口馬主を趣味とし、楽しさを伝える事にも注力している。 競馬のWEBフリーペーパー&ブログ『ウマフリ』にてライターデビュー。競馬、ボートレースの記事を中心に執筆している。
高橋楓