【アーリントンC】川田将雅騎手が阪神芝1600mで複勝率55.2% 本命はコース成績重視でシヴァース
2月生まれが5勝
よく日本ダービーの頃に「人間でいえばインターハイ決勝」と例えることがある。もちろん、高校1年生でインターハイを制するような能力の持ち主もいるが、やはりこの時期では人間同様、早生まれのほうが有利になるケースは否めないだろう。本レースではその傾向が顕著にあらわれている。 1月生まれ【0-0-0-5】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率0.0% 2月生まれ【5-4-2-21】勝率15.6%/連対率28.1%/複勝率34.4% 3月生まれ【1-0-1-17】勝率5.3%/連対率5.3%/複勝率10.5% 4月生まれ【0-1-3-25】勝率0.0%/連対率3.4%/複勝率13.8% 5月生まれ【0-1-0-11】勝率0.0%/連対率8.3%/複勝率8.3% 生まれ月別成績は以上のような結果で、過去6年の馬券圏内18頭中11頭が2月生まれに集中している。数字を大事にする身としては無視できないデータになっている。 1月生まれが不調に見えるが、昨年は新馬勝ちから本レースに出走した3番人気ナヴォーナが7着に負けたものの、トーホウガレオンが10番人気4着と人気以上に走った。3月生まれの1勝は2019年に12番人気で激走したイベリス。4月生まれは1着はないが2着1回、3着3回と好走している。 先ほどのローテーションのところで取り上げた前走重賞組、1勝クラス組の中で2月生まれはポッドテオとケイケイの2頭。買い目には入れておきたい。
阪神芝1600mは川田将雅騎手の庭
次に阪神芝1600mの騎手ランキングを見ていき、舞台巧者を探っていく。 集計期間は2018年1月1日~2024年4月7日までに施行された373レースとする。 第1位 川田将雅【46-19-25-73】勝率28.2%/連対率39.9%/複勝率55.2% 第2位 和田竜二【19-27-11-172】勝率8.3%/連対率20.1%/複勝率24.9% 第3位 C.ルメール【19-13-11-41】勝率22.6%/連対率38.1%/複勝率51.2% 第4位 武豊【18-28-11-103】勝率11.3%/連対率28.8%/複勝率35.6% 第5位 岩田望来【16-17-16-127】勝率9.1%/連対率18.8%/複勝率27.8% 成績を見ると一目瞭然、川田将雅騎手の成績がずば抜けている。当該舞台では「4回に1回以上勝ち、2回に1回は馬券に絡む」ということになる。何を当たり前のことを、と思うかもしれないが、日本語にするとより驚異的に思えてくる。今年はシヴァースに騎乗予定だ。 複勝率50%超えのC.ルメール騎手が骨折のため戦線離脱しているのは残念だが、複勝率35.6%の武豊騎手はオフトレイル、複勝率27.8%の岩田望来騎手がジュンヴァンケット、勝利数で2位タイの和田竜二騎手がタイキヴァンクールで参戦予定となっている。