山あいの小さな集落に無数のゲンジホタル 幻想的な光にうっとり 三重・熊野市
ホタルは6月中旬まで楽しめるとのこと=熊野市(三重テレビ放送)
何百匹ものホタルが舞うことで知られる三重県熊野市五郷町の大井谷地区では、ゲンジボタルが飛び交っています。 鑑賞スポットは山あいの小さな集落付近。熊野市五郷町の大井谷地区では、幻想的な光を多くの人に楽しんでもらおうと、住民らが餌のカワニナを保護したり、ホタルが舞う時間帯には消灯するなど生育環境を守っています。 また、近くの椿コンクリート産業の五郷工場は、敷地の一部を鑑賞者用の駐車場として開放し、迷惑駐車の防止に協力しています。 熊野市商工・観光スポーツ課によりますと、ホタルは毎年5月下旬頃から飛び始め、6月中旬まで楽しめるということです。 ホタルが無数の緑色の光を浮かび上がらせると、見物に訪れた人たちはうっとりと見入っていました。