富士山・山頂の火口付近（6月26日午後1時半過ぎ）

静岡県警の山岳遭難救助隊は富士山・山頂の火口で登山者とみられる3人が倒れているのを見つけ、いずれも心肺停止が確認されました。 【関連記事】富士山・山頂の火口で見つかった3人…心肺停止を確認　同一グループではない可能性も 捜査関係者によりますと、このうち1人は、6月21日午後8時頃に「富士山に行く」と告げて外出し、翌22日に山頂で撮ったと見られる写真を家族に送ったのを最後に連絡が取れなくなっている東京都日野の男性（53）であることがわかったということです。 男性は位置情報を示す発信器を所有していて、県警が火口付近を捜索する中で、ほかの2人も発見しました。 3人はそれぞれ離れた場所で見つかっていて、県警によると日野市の男性のほかに、2024年1月に「富士山へ登山に行く」と家族に伝えて以降連絡が取れなくなっている東京都稲城市の男性（53）について行方不明者届が出されています。