米大使「安全性の風評根拠なし」 福島・南相馬のサーフィン視察
エマニュエル駐日米大使は6日、福島県南相馬市で開かれたサーフィン大会を視察した。報道陣の取材に「福島の魚や水への安全性に関する風評には根拠がない」と述べ、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に対する支持を表明した。 大使は「中国が日本近海で漁をしているにもかかわらず、日本の水産物に対する全面禁輸措置を続けているのは欺瞞だ」と批判。同行した小泉進次郎元環境相も「中国の非科学的な攻撃に日米は屈しない」と話した。 大使はサーフィンを通して子どもたちと交流。地元で水揚げされたヒラメの刺し身を試食し「ベリー、ベリーグッド」と話した。