「令和の小学校」ってこうなんだ!冷房完備、水筒持参…昔とは違うと驚いたことを、パパ&ママに聞いた
6:「保護者・先生」「保護者・子」の関係性
保護者の皆さんが先生に抱くイメージは、個々の記憶や経験がベースになっていると思います。回答者が抱く先生像と、子どもがお世話になった先生とのギャップを感じている人も。 「先生が親に気を遣っている。お客さんの対応をしているような喋りかたをする先生が多いから」(40歳女性/主婦) 「昔より怒る先生がいなくなったこと」(46歳女性/営業・販売) 「新年度の家庭訪問がないこと。あれば先生に気を遣うが、学校とのつながりが希薄になったように感じる」(54歳男性/総務・人事・事務) 「先生が保護者のクレームに対応するのが大変そう」(42歳女性/パート勤務) 「児童が過保護にされすぎている。先生の立場が萎縮しているように感じる」(45歳男性/その他) 「雨が降ると学校まで送っていく家庭が多いです。私の時代は、雨でも傘をさして歩いている子がほとんどでした」(34歳女性/主婦) 現在、教育現場において、行き過ぎた指導は不適切とされています。親の時代の先生と比較して、先生が“怒らなくなった”“優しくなった”という声がありました。一方、さまざまな配慮が求められる教師の負担を案じる声もありました。 以上、今回は育児中の親の視点から見た、“令和の小学校”についてのアンケートをご紹介しました。 気候の変化、教育環境の変化、人の変化。さまざまな変化が寄せられました。小学校との接点を通じて、過去との共通点・相違点を見つめると、子どもが身を置く教室の空気感が見えてくるかもしれませんね。 参考:公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況-文部科学省
北川和子