首都圏でクルマは必要ある? 若者男女4人のカーライフと恋愛事情【座談会】<前編>
自動車を持つイメージは湧かないという若者も
──若い世代がちょっと 古いクルマに興味を持っているのがおもしろいですね。 中川 古いものだけが好きというわけではないんですが、関心はあります。自分のお店をやりたいと思ったのもリサイクルショップが好きだったからだし、洋服も古着を選ぶことが多いです。 ──同世代の皆さんのお話を聞いて、ユカワさんはどうお感じになりますか。 ユカワ ジープみたいに四駆で背の高いクルマは格好いいなぁ……と漠然とした憧れはあります。でも、あまり外に出ないから買っても乗らないよな、とも思ってしまいます。ライフステージが変わるとき、それこそ趣味でキャンプをやるようになったらほしくなるかもしれませんが。すみません、僕だけノリが悪い感じで(苦笑)。 ──いえいえ、リアルな声でよいかと。ピカピカの高価な新車だけに価値を見出すのではなく、キャンプに行けるクルマや味わいのある旧車をお選びになるあたりに、いまの20歳代の価値観が表れていると思いました。それではいよいよ、本題のクルマと恋愛について本音を語っていただきましょう。
文=サトータケシ 写真=守谷賢一郎