オリックス2年連続日本一へ王手ならず 田嶋が7回無失点の好投も阪神の猛攻に屈する
◇プロ野球日本シリーズ第5戦 阪神6-2オリックス(2日、甲子園球場) オリックスが勝利目前で阪神に逆転を許し、王手をかけられて本拠地へ戻ります。 【画像】オリックス先発の田嶋大樹は初の日本シリーズ勝利へ好投も…逆転負け 4試合して2勝2敗、第5戦の先発マウンドを任されたのは、今季6勝4敗の田嶋大樹投手。初回、2回こそ1、3塁のピンチを背負いますが、敬遠策の奏功もあり、無失点に抑えます。 尻上がりに調子を上げると、5回、2アウト3塁のピンチでも近本光司選手を空振り三振に抑え、得点を許しません。 打っては4回、ゴンザレス選手にソロホームランが飛び出し、先制に成功。さらに7回、相手守備の乱れから1塁ランナーの宗佑磨選手が生還し、1点を追加しました。 田嶋投手は7回83球、被安打4、4奪三振、与四球わずか1で無失点の好投でマウンドを降りました。 しかし、8回、田嶋投手の後を受けた山崎颯一郎投手がエラーも絡んで1失点。1アウト2,3塁の逆転のピンチで宇田川優希投手が4連投の疲れもあったのか、森下翔太選手に2点タイムリー3ベースを打たれ試合をひっくり返されます。さらに大山悠輔選手、坂本誠志郎選手にもタイムリーを打たれ一気に6失点。試合をひっくり返されます。 オリックスは2年連続の日本一へ、王手の寸前で阪神に待ったをかけられ、逆に王手を許しました。